香りを楽しむ 「うさぎ饅頭」って?
ちょうど家の入り口、
門扉の近くに植えているので
外から帰ってくると、仕事等で嫌なことがあっても
沈丁花の香りで
そのストレスから解放されたような気持になります。
花の美しさより、やはり魅力は香りです。
ジンチョウゲ、漢名では瑞香、睡香
あるいは、七里香や千里香とも呼ばれています。
香りはとても強く、どれほど遠くまで香るか
字を当てることでよくわかります。
茶事や生け花の世界では香りが強すぎて
嫌忌され、この花を使うことが差し控えられるほどなのです。
強い香りは好き嫌いがあると思いますが、
わたしは一番好きな匂いです。
この香りを嫌いな人は少ないのではないでしょうか。
開花時期以外でも香りを楽しみたいものです。
入浴剤や家庭用の芳香剤など、
ジンチョウゲの香りは市販では見かけません。
花の香気成分はたくさんあるのですが、
きっとそのエッセンスを取り出すのが難しいのではないでしょうか。
「うさぎ饅頭」というネーミングの商品、
「舞妓さんの花香水シリーズ」という香水があります。
仕様には
*1
と書いていました。
爽やかで清潔感の感じられる優しい香りです。
日本人好みの香りだなーと思ったら、
日本人の大好きな香りを考慮して作られたそうです。
*1:天然のフレーバーをブレンドした、 優しい香りが特徴の練り香水です。
少量を手に取り、手首や耳の後ろ等に塗布してください。
香りは、強さの好みにより、量を調整してください。